KIYOSHIは今、台湾に住んでこの春開店するホテルの副支配人として大忙し。 この写真はその営業に日本に出張に来たとき、東京駅で撮ったもの。彼と日本で会ったのは2回だけ。このときと、あとは恵比寿のホテルでのイベントだけ。なぜか日本で会うと違和感というか新鮮感がある。不思議な関係である。 KIYOSHIとの出会いは、台北出張のとき、滞在しているホテルでのこと。彼がそのホテルの営業部長に就任したばかりのとき。ゲストの一人である私が「ちょっと風邪ぎみなので薬はないでしょうか」と、同じ日本人という気安さもありおたずねすると、なんとKIYOSHIは、近所の薬局まで行って私のために薬を買ってきてくれたのだ。それ以来この人のホテルマンとしてのサービスはたいしたもんだと尊敬、あれからも数年のおつきあいになっている。 KIYOSHIは、そのあと中国語学校に通ったりシンガポールに住んだり、その間 自分で会社を立ち上げたりしながらまた台湾に戻った。 10代から広島を出て、イタリア、ドバイ、NYなどずっと海外で世界を相手に活躍中である。 ホテルマンとしても営業マンとしても、そして自立したひとりの男性としても大変魅力的で、生き方を学ばさせていただいている。料理も得意で、ホスピタリティーマインドは常にフル。きっとこういう男性はどこへ行っても生きていけるし、みんなに愛される。 年に2、3回も会えないが、お互いにインスパイアされながら自分で生きることの楽しさを共感しあえる大切な人である。 いつか、イタリアで家をもつことが夢。同じ空の下で、いつも応援したいし、感謝したい人である。
|